----- 2004/12/31 -----   年末は格闘技だ(K−1,PRIDE)を観て
■ 年末は格闘技だ。思い起こせば去年の暮れもそうだった。K−1とPRIDEだ。特にPRIDEは6時間近くもテレビ番組を組んでいるのだ。そしてずーと観てしまったのだ。ヒョードルvsノゲイラはヘビー級の迫力あるファイトで興奮させられ、シウバvsハントも凄いファイトだった。あの体重差にも関わらずシウバは引けを取らず、負けてさらにシウバの強さを思い知らされた試合だった。オリンピックの金メダリスト達の参戦の試合もグッドファイトで興奮させられた。またK−1も興味ある試合が組まれていて、特に魔裟斗vsキッド、サップvsバンナ、イブラヒム(アテネオリンピックレスリング金メダリスト)vs藤田など良い試合内容で興奮させられた。

----- 2004/12/15 -----
   エリック・クラプトン コンサート(バーミンガム 1986年) ビデオを観て
■ The Eric Clapton Concert(Birmingham England July 1986)を観る。エリック クラプトンが1986年に英国バーミンガムで行ったギグのステージを収録したビデオだ。エリック クラプトンについては9/20にも書いているが(Eric Clapton 24 Nights)、9曲演ってる内3曲が1960年代後半のクリーム(60年代の映像と音楽について調べた時に記載しているがWheels of Fireを聞いている)時代の曲だ。Crossroad,White Room,Sunshine of your loveだ。そしてサポートメンバーの中にジェネシスのフィル・コリンズが参加してるのだ。そしてフィル・コリンズの曲In the air tonightを演っているのだ。この曲も幻想的でとても良い。クラプトンの曲の中ではリチャード・マニュエルに捧げたブルースHoly Motherが良い。冬の深夜楽しんだ。
演ってる曲は・・・@Crossroad、AWhite Room、BRun、CMiss You、DTearing us apart、EHoly motherFIn the air tonight(フィル・コリンズ)、GLayla、そしてアンコールで演ってるHSunshine of your love


----- 2004/12/4 -----   アルゼ・K−1WORLD GP 2004年決勝戦を観て
■ アルゼ・K-1 WORLD GP 2004 決勝戦 (東京ドーム開催)を観る。9/25 K-1開幕戦(9/26記載)の勝者7名と前年度K-1王者のレミー・ボンヤスキーのワンナイト・トーナメントで 2004年度 K-1 WORLD GP王者の決定戦だ。去年はアーネスト・ホーストが体調不良で欠場したため今一評価が良くなかったがレミー・ボンヤスキーは強かった。2003,2004年と連続連覇を成し遂げたのである。レミーとホースト戦(一番興味あるカード)では延長戦まで縺れ込んでほとんど互角であったが、判定でレミーの勝利。またアーツとボタ戦でアーツが足を壊しボタが勝ち上がり、レミーとボタ戦ではレミーはボタに押されながらも最終ラウンドでの終了間際のハイキックでダウンを奪い判定勝ち。そして武蔵がセフォーを破り、決勝戦は去年と同じカード(武蔵vsレミー)となった。武蔵は1ラウンドでレミーのパンチを出会い頭にもらいダウン、また2ラウンドでは今度は武蔵がレミーからキックでダウンを奪い互角で良い試合となった。フルラウンドまで縺れ込み判定でレミーが勝った。レミーの試合は何回も観ているが、ドンドン強くなってきているし、決して諦めない試合内容が良い。また年末の大阪ドームでの試合にも出たいと言うように言っているし、他にも良いカードがあるし楽しみだ。

----- 2004/10/13 -----   K−1WORLD MAX 世界王者対抗戦2004を観て
■ K-1 WORLD MAX 世界王者対抗戦2004 (東京・国立代々木第1体育館開催)を観る。世界チャンピオンまた元世界チャンピオンとの対戦カードが組まれていて、興味ある対戦が目白押しで楽しみにしていた。小比類巻vs初代K−1 WORLD MAXチャンピオンのアルバート・クラウス、須藤vsボクシングジュニアミドル級元チャンピオンマイケル・ラーマ、武田vsK−1 WORLD MAX現チャンピオンブアカーオ・ポー.プラムック、総合格闘技山本vsモンゴルの戦士ジャダンバ・ナラントンガラグなど・・・小比類巻の良い膝蹴りがはいりクラウスからダウンを奪い判定勝ち。総合格闘技の山本は良いパンチがはいりナラントンガラグにKO勝ち。須藤は1ラウンドにバックブローがあたりラーマからダウンを奪う、そして2ラウンドで須藤の膝蹴りで深い傷を負いTKO勝ち。また武田とブアカーオは、静かな立ち上がりからどちらも決定打がなく延長戦にはいった。第1延長戦もドローで第2延長戦まで縺れ込んだ。そしてブアカーオのパンチが武田を捉え2度ダウン、現役チャンピオンが強かった。7月のK−1 WORLD MAX決定戦の時にはほとんど知らなかったブアカーオだったがチャンピオンになり自信と貫禄が着いたように見えた。ブアカーオは若く(22歳)してチャンピオンになったことおよび練習熱心なこともありこれからもっと凄い選手になってゆくだろう。前K−1 WORLD MAXチャンピオンの魔裟斗も暮れに復活するようだし、国際柔道大会優勝の秋山も参戦でK−1は、これからもっともっと面白くなってゆくだろう。

----- 2004/10/1 -----   スタン・ゲッツのライブビデオを観て
■スタン・ゲッツのライブビデオを観る。1983年にカリフォルニアのナバ・ヴァレイにあるロバート・モンダビー・ワイナリーのステージにおけるスタン・ゲッツカルテットの演奏を収めたものだ。渓谷に作られたワイナリーでのジャズ演奏なのでワイングラスを片手にリラックスして楽しむ聴衆の姿等も写し出されている。スタン・ゲッツが冒頭で”いつもは汚いクラブで演っているが、こんな美しいところで演奏できて光栄です”と言っているようにゲッツ・グループは、楽しんで良い演奏している。撮影は昼夜に渡って行われていて13曲録音している。グループのメンバーは、スタン・ゲッツ(ts)、ジム・マクニーリー(p)、マーク・ジョンソン(b)、ビクター・ルイス(ds)。曲の間に時折ゲッツのおしゃべりが入っていて”サービスのワインがまずい”などと笑いながら2度も言っている。演奏曲は、Over The Edge, From The Heart, Answer Without Question, Sippin' At Bells, Spring Can Really Hang You Up The Most, Tempus Fugit, Lush Life, Desafinado, Girl From Ipanema, Alone Together, It's You Or No-One, In Your Own Sweet Way, Blood Count, Medley:Desafinado & Girl From Ipanema。私も深夜ワインを飲みながらジャズと映像を楽しんだ・・・

----- 2004/9/26 -----   
K−1WORLD GP2004 in TOKYO開幕戦を観て

■K−1 WORLD GP2004 in TOKYO開幕戦(日本武道館にて開催)を観る。今大会はK−1の主要メンバーが揃い楽しみなカードが目白押しで良い試合内容を期待していた・・・アーネスト・ホ−スト、ピータ・アーツ、レイ・セフォー、は実力者で強く順当に勝ち上がってきた。ラスベガス大会で優勝したマイティ・モーが1Rで凄いパンチでKO勝。嘗てのマーク・ハントのようにダークホースになるのでは・・・アレクセイ・イグナショフはタイの知らない選手ガオグライ・ゲーンノラシンに判定負け、イグナショフは強い勝ち方をした試合を何度か観ているが、不甲斐ない負け方をした試合も何度か観ている。今回も実力は上だったと思うが負けた。良く判らない選手だ。また武蔵は去年の準優勝者で、力も付けてきてるし、シリル・アヴィディに勝って決勝戦に駒を進めた。レ・バンナは強かった頃の試合は観ているが、2年前にホーストとの試合で左腕骨折してからのGP復帰戦であったがフランソワ・ボタに敗れた。試合内容はお互い激しい打ち合いで良かった、ドローで延長戦かと思っていたらレ・バンナサイドからタオルが投げ入れられた。どうも古傷の左腕の痛みに依るらしい凄い選手だけに残念だ。ホーストがバンナとの試合の後で言っていたが”きちんとした防御をしていないとキックを受けて骨折する”と・・・K−1の実力者のキックはそれほど凄いのだ。そして去年のK−1GPチャンピオンのレミー・ボンヤスキーが曙をKOしたハイキックの凄さがまさにそのことを証明するものであった。

----- 2004/9/20 -----   
エリック・クラプトンのライブビデオを観て
■エリック・クラプトンの1990、1991年ロイヤル アルバート ホールでのライブビデオ(Eric Clapton 24 Nights)を観る。CREAM時代の曲”White Room”、”Sunshine of your love”も演っていた。CREAMはエリック・クラプトン、ジャック・ブルース(掲示板にも書いているが2001年制作"Shadow In The Air"を聞いている)、ジンジャー・ベーカーのトリオのグループで60年代後半の映画と音楽を以前調べていたので良く聴いていた。White Room、Sunshine of your love、Spoonfulなどとても良い。ブルース曲”Old love”、”Wonderful Tonight”、”Running on faith”、”Have you ever loved a woman”も演っていて、深夜バーボンを飲みながらソファーに深く体を沈めて映像と音楽に身を委ねる時間は最高に素晴らしい。またオーケストラをバックにして”Bell Bottom Blues”、”Hard Times”、”Edge of Darkness”を演っている。Hard Timesは特に良い。ブルースは深夜酒を飲みながら聞くのが最高・・・

----- 2004/9/13 -----   全米オープンテニスを観て
■全米オープンテニスを観て、ロシアの女子プレイヤーの凄さに驚かされた。女子決勝はロシアのプレイヤー同士の闘いで19歳のクズネツオクが勝った。以前(7/5)にも書いたが、ウインブルドンでも17歳ロシア出身のシャラポアが勝ったし、そしてインタビューで”努力すれば多くのことが達成出来る”とか”練習すればするほど結果に出る”等と言っている。ロシアのプレイヤーは凄い練習をしてるのだろう。努力すれば結果に現れるこれではますます強くなるだろう。多くの人は努力してもなかなか思っているほどには報われないものだが・・・でも何においても鍛錬と努力は必要なのだ。また男子はフェデラーとヒューイットとの対戦で、実力者同士だがフェデラーの強さを見せつけられた試合内容だった。フェデラーは嘗てのサンプラスのように実力を発揮し時代を築いてゆくのではないだろうか・・・

----- 2004/8/30 -----
   アテネオリンピックを観て思うこと

■アテネオリンピックを毎夜観ている。そして日本はかつてないほどメダルを獲得していて驚かされている。競泳では、平泳ぎ、自由形でゴールドメダルを獲得、特に自由形のゴールドメダルは驚きと共に素晴らしさに感動ものだ。柔道、レスリング、体操、シンクロナイズドスィミング、等も素晴らしかった。私はオリンピックを国のメダル獲得競争としては観ていない。人間の身体能力がどれほど速く、高く、強く、美しく表現出来るかに関心がある。100mを9.8秒台で走り、走り幅跳びでは9m近く跳び、走り高跳びでは、2m40台、棒高跳びでは6m近く跳ぶのだ。また競泳自由形100mでは47.8秒台で泳ぐのだ。人間の身体的能力はドンドン伸びているのだ凄い。しかし薬物等で精神・肉体をコントロールしたりするのは良くないことだ。生身の人間の身体能力は何処まで伸びるのだろう?人間が存在する限り伸び続けるのだろうか?

----- 2004/8/9 -----   ポール・マッカートニーライブインロシアを観て
■ポール・マッカートニーライブインロシア(赤の広場)を観た。2003年5月に行われたものだ。西側のロックバンドの赤の広場でのコンサートは初めてだ。ゴルバチョフとの又プーチン大統領とポールとの対談などもあり80年台になるまでは西側の音楽はプロパガンダとして厳しい規制の基にあったが、若者達は色々な手段で音楽を持ち込んでいた。レントゲン写真にコピーしてとか・・・ビートルズはロシアの若者の心も捉えていたのだ。何にでも言えろ事だが規制があればあるほど余計情熱は募るものだ。ロシアのミュージシャンはビートルズの写真を大切に持っていてインタビューで見せていたが当時はどれがポールでジョンやら判らなかったと言っていた。我々ビートルズファンは、ポールが演っている60年代のビートルズの音楽を懐かしく聞くが、ロシアの人達は旧体制による規制のあった音楽としてまた違った想いでロックを聴くのだろう。Back In The USSRなど、どんな気持ちで聞いてるんだろう?現在においては音楽をプロパガンダと捉える者は居ないだろう。音楽は楽しい気分にしてくれたり、悲しみを感じる心を敏感にしてくれたり、生きる喜びを共感し合ったり、新しい世界へ連れて行ってくれたり、またこのような素晴らしい音の世界を創造する人間の素晴らしさを思ったりするものだ。

----- 2004/8/2 -----   オリンピックへの期待膨らんで
■今年はオリンピックイヤーだ。オリンピックの発祥地アテネでの開催だ。国内でも陸上、柔道、野球、水泳、バレーボール、サッカー等アテネへのキップを求めて各種競技が行われている。そして大会に勝つのがオリンピック以上に難しいと言われている全米陸上2004大会を観た。特に短距離(100,200,400m)に興味があり、この短距離はアメリカの独断場で、世界新を何個も持っているのだ。その中でも100mに特に興味ありカール・ルイスが9秒台で走ったレースなど観てきて印象深く残っている。今大会はシドニーオリンピックで金を取ったモーリス・グリーンが優勝した。しかし9秒台でもアテネへの出場が断たれるのだ。(3位までがアテネへのキップを得るのだ)何とも凄まじい闘いなのだ。また2003年世界陸上大会の200mで3位の末續がアテネでは100mに挑戦するという事で、日本人初、アジアでも初の10秒切るか、黒人の中に日本人が混じった決勝戦が観れるか?為末は400Hでどうか?ハンマー投げの室伏は?水泳(平泳ぎ)の北島は?柔道は?マラソンは?・・・等オリンピックが楽しみだ。

----- 2004/7/9 -----   ラングストン・ヒューズを読んで
詩人ラングストン・ヒューズ(1902〜1967)を読む。以前から読んではいたが、世界を放浪した黒人のブルース詩人だ。寺山修司も1960年頃ポケットにはいつもラングストン・ヒューズの詩集が入っていた。と言っていた。ブルース詩は形式があり問いかけのような2行を繰り返して(殆ど同じ繰り返しだが2行目はかけ声、擬音を入れることがある)、3行以下で応える形を取る。 詩だけでなく音楽にもブルースがあり、Elic Claptonのブルースは最高だ。”River Of Tears”,”Wonderful Tonight”,”Hard Times”など好きで良く聞いている。ラングストン・ヒューズの詩をひとつ・・・
 鉄道ってのは 悲しい歌を
  あたりにひびかせる
 鉄道ってのは 悲しい歌を
  あたりにひびかせる
 列車が通る そのたびに
 おいらは どっかに 行きたくなる

----- 2004/7/8 -----   K-1WORLD MAX 2004を観て
K-1 WORLD MAX 2004 世界一決定トーナメント(東京・国立代々木第一体育館開催)を観る。K-1ミドルクラスの勝ち抜いてきた8人のトーナメント激突だ。全ての試合が面白くなりそうで楽しみだった。小比類巻はザンビディスを膝けりでくだし、ジョン・ウエイン・パーをくだした、ムエタイの王者ブアカーオ・ポープラムックとの対戦となり、力の差を感じさせるような内容で負けた。後で知ったのだが膝蹴りを胸に受け息が詰まりそうにと・・・さすがムエタイ王者の膝蹴り凄いのだ。また魔裟斗とモンゴルの格闘家ジャダンバ・ナラントンガラグとの対戦は僅差の判定で魔裟斗が勝利した。クラウスとは3年間ライバル同士で過去2回の試合も観ており楽しみな試合だが魔裟斗が判定で勝利。ここ2年は魔裟斗の方が勝っているようだ。そして決勝は2003年k-1ミドルクラス王者魔裟斗とムエタイ王者ブアカーオ・ポープラムックで、壮絶な試合内容だった。ブアカーオ・ポープラムックが勝っていたように私には見えたが判定はドローだったがその後の延長戦も勝っていた。ブアカーオ・ポープラムックが2004年K-1ミドルクラスチャンピオンとなった。今大会は良い試合内容が多くとっても興奮した。また7/5に書いているが女子テニスのウインブルドンのチャンピオンシャラポラが言っていたことを後で知ったのだが”努力をすれば多くのことを達成できる”と・・・スポーツだけでなく何にでも言えることだろう!17歳のテニスの女王が言ってるのだ・・・私もしかと心に留めておこう。

----- 2004/7/5 -----   ウインブルドン2004テニスを観て
ウインブルドン2004テニスの試合を観る。女子はシャラポラが優勝した。なんと17歳である。決勝戦はセリ−ナ・ウイリアムズ去年の覇者とであったが強い勝ち方をした。試合後客席の父親から携帯電話を投げてもらいコート上で電話してるのである・・・試合を離れると普通の17歳の女の子なのだ。その落差がまた良いね。女子テニスプレーヤーとしては、グラフ、ヒンギス、ウイリアムズ姉妹達を観てきたが10代で世界のトップクラスの試合をするのだ。凄い・・・また男子はロディックとフェドラーとの決勝戦となった。去年の全米オープンにも書いているが(9/8)二人は決勝戦を闘いその時はロデックが勝っている。現在のテニス界のトップの二人だ。良い試合内容で今回はフェドラーが優勝した。私もテニスは数年やっていて、試合も良く観るがまたあの選手が優勝かと言うよりも若いプレーヤーがドンドン活躍するのは楽しみでもあり良いことだと思う。

----- 2004/6/20 -----   PRIDE GP を観てそして守破離思想について思ったこと
PRIDE GP 2004 2nd Round(埼玉スーパーアリーナ開催)を観る。4/25 PRIDE GP 開幕戦で勝ち上がった者達の次の闘いだ。桜庭とシェンブリの因縁の試合。桜庭が積極的に攻めるも決定打が無く判定で勝った。試合後桜庭の顔に笑みは無かった。吉田とマーク・ハントはグラウンドに持ち込んだ吉田の勝利。グラウンド戦になれば柔道を極めた吉田の勝利だ。マーク・ハントの試合はK-1で何度も観ているが、打たれ強く、パンチも強い。しかもK-1のチャンピオンにもなっている。だがK-1のパンチ、キックの良さを出すことなく敗れた。ヒョードル、ノゲイラは強かった。二人ともPRIDEのトップ選手であり決め技を持っていて、どんな状況に在ろうが、一瞬に決めてしまう凄さを持っている。それは練習の賜だろう。何でもそうだが、鍛錬こそが、本人に自身と成功をもたらすのだ。また小川とシルバとの試合も身長さ、体重差をもろともせず、グラウンドからマウントパンチで勝利。吉田にしろ小川にしろ柔道を極めた者としての凄さを感じる。最近色々な分野に於いて武道、芸術、科学に限らず守破離の思想を感じる。つまり基本を修め尚かつ応用し壊し、新しい独自の境地を極める。そしてそれが人生全般に反映されているような・・・

----- 2004/6/12 -----   再び桑の実とブニュエルの映画について
桑の実について前回書いたがそれについて触れていたい事が抜けていたのでもう一度桑の実について。ブニュエルの1964年制作”小間使いの日記”を久しぶりに観た。その中で桑の実が出てくるのだ。少女が森の中で蝸牛と桑の実を取っていたシーンが忘れられない。少女と蝸牛の表現から隠微な感情が沸き起こるのだが・・・少女は森の中で乱暴され殺されるのだ。そしてその死体の太股に蝸牛が這っているのだ・・・なんとシュールな表現ではないか。さすがブニュエルだと思わせる表現だ。ブニュエルの他作品”アンダルシアの犬”にも月をよぎる雲と目を切り裂くカミソリの刃、牛に引きずられるグランドピアノ、”忘れられた人々”での肉と飛翔する鳥、等の表現もそうだ。1シュールリアリストとしてこういう表現には強く心を動かされる。そして自分の物として消化していかねばならないと・・・

----- 2004/6/3 -----   庭の桑の実が熟して

肖像画制作の手を休め、ビールと枝豆、蕎麦を食べる。食後のデザートは庭にある。一本の桑の木があり、たくさんの実を付けているのだ。それにしても、ものすごい量だ木もかなり大きくなっているが何百という数なっているだろう。日当たりも良い庭だから。桑の実は3段階に変化する。最初は小さな白い堅い実でそれから赤くなり、実自体も大きくなる。最後に黒く柔らかくなり(赤の混じった黒色なのだ)、食べられるのだ。取りだてをそのまま食べると甘酸っぱく美味しい、たくさん食べると口の中も手も桑の実の色に染まってしまう。ジャムにもなる。また桑の葉は茶として飲める。桑の木を見ていると、昔、小さい頃蚕を飼ってたのを思い出す。蚕は真っ白で、桑の葉を食べ繭を作る。白い中に黄色が混ざった絹だ・・・

----- 2004/5/26 -----   K-1 MMA ROMANEXを観て
行き付けの蕎麦屋で飲みながらスポーツ新聞を見ていたら5/22埼玉アリーナで 行われたK-1 MMA ROMANEX の事に関する記事が載っていた。藤田とボブ・サップとの試合で藤田がダウンを取りキックなどで一方的に攻め、サップはなす術なく敗れた。あまりにもワンサイドゲームだったので私には面白くなかったが、(格闘技の試合は台頭に渡り合うのが面白い)藤田の意気込みが勝っていたのだろう。藤田は格闘技戦でここのところ良い戦績を残していなかったので気合いの入れ方が違っていたのだろう。それに比べボブ・サップは試合にならないような強さとラッキーで勝ち続けていた・・・ところがサップは藤田戦で敗れた精神的肉体的ダメージが強く戦気を亡くしていると言うことなのだ、そして治療もかねて帰国したと言うことなのだ、次回の試合も回避したい、IWGPのベルトも返却するというような・・・情けない状況みたいだ。もともとサップはアメフトをやっていて格闘技の経歴はほとんどない、しかし試合に勝ってきた事とあのキャラクタ-で一躍人気者になってしまったのだ・・・今後どうなってゆくのだろう楽しみだ。また中邑とイグナショフとの因縁の試合も中邑の一方的な試合で決まってしまった。イグナショフは連戦で疲れていたのか良いところが全然なかった。(しかも会場に遅れて来たのだ)そんな状態で勝てるわけがないだろう、好勝負を期待している観客の裏切りだろう・・・それでも格闘技ファンの私としては興奮し、愉しんでいる。

----- 2004/5/21 -----   エルビン・ジョーンズおよび台風について
5/20 エルビン・ジョーンズが亡くなった。コルトレーンカルテットで1960年から5年間プレイしたジャズのドラムプレイヤーとしての印象が強い。そして私が良く聞いているアルバムを残した。”Coltrain Play The Blues”、”My Favorite Things”、”Ole”、”Ballad”、”Om”、そして”A Love Supreme”等エルビン・ジョ−ンズは1927年生まれで日本人の奥さんをもらい日本贔屓だと、また大柄で手も大きく気さくで握手をしたら手が痛いほどだ等聞いていた。台風で一日家にいてそれらを聞いた。そして子供の頃を思い出した。四国は愛媛の田舎では台風が来ると家は雨戸を閉め、漁船は入り江の奥に避難し、被害を少なくするようにして通り過ぎるのを待つのだ。しかし私は浜辺に出て風、押し寄せる高波を観るのが好きだった。自然の驚異を体験するのが好きだったのだ。ターナーの絵が好きなのも小さい頃そういう経験をしたことに依るのだろう。大型の台風だったがコースがそれた為関東方面への影響はそれ程でもないが、外は風と雨だ。そして私は窓の影・・・

----- 2004/5/6 -----   連休で田舎に帰って思う事
5月の連休で田舎に帰った。四国愛媛のど田舎だ。親父の3回忌の法事で親戚の人達も集まり、久しぶりに顔を合わせる者も・・・浜辺の散歩、貝掘り、釣り、犬の散歩で野道を歩く、貝、魚は昔に比べ数が少なくなっていて、海も汚れていて2時間ぐらいの釣りでは、魚は一匹も釣れなかった。裏庭のサクランボが実を付けていた。取ってデザートにちょうど良いのだ。またウエットスーツ、シュノーケルで、ライオン岩(ライオンの顔の形をした岩が海に突きだしている)辺りを潜ってみようと思っていたが、天気が悪く出来なかった。残念だ。朝は山から山鳥の、夕方は海辺からカモメの鳴き声が響き渡る小さな漁村そして段々畑・・・時間の進みがゆっくりしていて、のんびりしている田舎は良いものだ。都会から離れ遠くにあればあるほど良いものだ。また帰っている間に”青木繁と坂本繁二郎”を読む。帰りの電車の中で瀬戸大橋を渡るのはこれで7、8回目だな〜と思いながら電車の窓から眺める・・・旅はゴトゴトとゆっくり走る電車が良い・・・

----- 2004/4/26 -----   NOAプロレスの試合を観て
小橋ー高山GHC戦を観た。NOAプロレスの試合だ。二人は戦わなければならない良いライバルなのだ。小橋はNOAGHCチャンピオンとして1年間やってきた。何回か試合も観てきたが、今回高山戦の試合内容が最高だ。二人とも殆どの技を出し尽くし、30分近く戦い抜いた。しかも超ヘビー級なので一つ一つの技が重い。そして最後に小橋のムーンサルトで決着がついた。二人の力には殆ど差はなくチョット勝利の女神が小橋に微笑んだだけだ、そして試合後の二人のコメントもこの試合が頂上決戦だということを意識したようなコメントを出し良かった。プロレスはシナリオのあるショー的な要素のある試合もあるが、この試合はそんなことは感じられず、GHCチャンピオンベルトををかけた激しい戦いでとても興奮させられた試合だった。GHCチャンピオンの試合は、三沢、小川、小橋と観てきているが、小橋の試合が内容的に良い。また秋山が次回のチャンピオン戦に控えていて小橋と戦う。これも面白い試合になるだろうと楽しみにしている。何の世界でもそうだがチャンピオンになると常に戦いを強いられ防衛して行かねばならないのだ。チャンピオンの宿命なのだ・・・

----- 2004/4/23 -----   卵子だけで受胎させる技術について
卵子だけで受胎させる技術がマウスで実現された。東京農業大チームが行ったもので、2つの卵子を使った方法で片方の卵子に遺伝子操作を施して受胎させるものだ。卵子のみから発生したマウスは2匹誕生し、そのうち1匹は成熟し、出産もしたそうだ。一部の鳥類やは虫類では母系遺伝子のみで生殖を行なう動物は少なくないが、哺乳類ではそうした種はないらしい。学生時代分子生物学を少しやっていたので興味を抱くニュースだが、クローン技術、とか単為生殖技術とか、ゲノム機能解析とか、凄い進歩だが、生命の神秘に剰りにも深く技術が入り込んでいくと怖いような気もするが、技術の進歩は止まることをしらない・・・技術だけがただ一人歩きすることが怖いのだ・・・

----- 2004/4/19 -----   ウグイスの鳴き声を聞いて
家のすぐ近くに雑木林があり、ウグイスがよく鳴くいている。”ホ−ホケキョー ピーピーピヒョピヒョピヒョ・・・”そして最後に仕上げの様に”ホケキョ”と良く通る声で凄いのだ。それも1回だけでなく何回も鳴く、あの鳴き声はすばらしい。姿はなかなか見せない。鳴き声の方を探してみても姿はなかなか見つけることが出来ない。昔の人があの鳴き声の素晴らしさに驚き詩とかにしたのは解るような気がする。電子音楽などに耳が慣らされた現代の我々が聞くのとはまた違った感じ方をしたのだろう・・・それにしても聞き惚れてしまう・・・

----- 2004/4/12 -----   ”マスターズ・トーナメント”を観て
マスターズ・トーナメントを観た。日本時間で朝4時から・・・4/8〜/11の最終ラウンドだ。日本から出場の丸山、伊沢は予選で落ち、アジア勢が決勝に入り込む隙はないようだ(崔京周が素晴らしかった3位に食い込んだ)・・・15〜16番ホールあたりからエルスをミケルソンが追いかける形で進んでいき18番ホールをエルスは-8であがりミケルソンを待っていた、ミケルソンは17番ホールを-8で共に同スコアーで18番ホールへ、そしてそこで激しい戦いはミケルソンのバーディで終わりを告げた。バーディパットは私も息を止めて見つめていた。カップのエッジを半分ほど回ってカップイン劇的なENDだ。(格闘技も良く観ていて激しい戦いというような表現を何回も使っているがゴルフもまた激しい戦いなのだ)またアーノルド・パーマーが最後の姿を見せていた。1960年のプレイなどの貴重なビデオも流れ、みんな別れを告げた。ゴルフの絵を描いたことがある。行き付けの飲み屋でのゴルフ同好会のために描いたのだ。”Golf Illusion”、”緑のゴルフコース”飲み屋の壁に掛かっている・・・

----- 2004/4/9 -----   ”裸の大将放浪記”について
4/7に芦屋雁之助(俳優)が亡くなった。私はテレビドラマの”裸の大将放浪記”を良く観ていたので、驚きました。去年の8/4にも書いているが”裸の大将・・・”また観たいな〜と思っていたからなおさらだ・・・裸の大将山下清のことに関しては、知り合いの茶店のマスタ-が若かった頃お店に”絵を買って下さい”とドラマの中の山下清のような人が、お店に来たということを聞いたことがあります。また浅草の飲食店の壁に山下清の花火の切り絵が掛かっていたことも思い出しました。ドラマは山下清の放浪がとても良い。漠然とした幸、不幸。何度連れ戻されてもまた放浪の旅へと出てゆく。常にここではなく、もっと遠くへなのだ・・・放浪は普通のこういう気持ちを持った人々の憧れなのだ。 ”裸の大将放浪記”また観てみよう ・・・

----- 2004/4/8 -----   K-1 WORLD MAX 開幕戦を観て
K-1 WORLD MAX 開幕戦(代々木第一体育館で開催)を観る。日本代表決定トーナメントで強烈な膝蹴りが印象的だった小比類巻は最終ラウンドの終了間際で膝蹴りの連発でダウンを奪いバリシャに判定で勝ったがそれまで押されていた試合内容だったので大丈夫かな?という気持ちで観ていた・・・初代王者のクラウスがモンゴルの選手ナラントンガラグにダウンを奪われドローで延長戦で辛うじて判定勝ち。モンゴルの格闘技の奥深さを感じさせられ、良い試合だった。また魔裟斗とトルコのイルマッツ戦で1ラウンドでハイキックを喰らい苦戦するも判定で勝った。魔裟斗は王者で強いのだが一方的な試合内容でなく接戦だったので楽しめて良い試合だった。私はまだ試合も観てないし、知らない力のある選手もたくさん参戦していたし、今度7月に行われる王者決定戦が楽しみだ。
またマイク・タイソンがK-1に正式に参戦するみたいで、対戦相手とかまだ決定していないがボブ・サップ(なんとプロレスでIWGPヘビー級チャンピオンとなったのだ)と戦わせると最高に面白い試合になるだろうな〜・・・私は格闘技の話題をしょっちゅうしているわけではないが好きで、良く観ている・・・

----- 2004/4/3 -----   フォルカー・シュレンドルフ監督と映画”パルメット”を観て
映画 ”パルメット”を観る。フォルカー・シュレンドルフ監督、1998年制作。独・米共作。パルメットとは気怠さの雰囲気のある田舎都市の名である。そんな町での男と女、事件に絡む心理・・・フォルカー・シュレンドルフはニュージャーマンシネマの第一世代の監督で、フランスでヌーベルバーグの洗礼を直接受け、権力、体制への抵抗の姿勢を貫き続け描いている作家で”パルメット”は米で初めて撮った作品である。その他に作品として”ブリキの太鼓”1979年制作があり、とても良い。

----- 2004/3/21 -----   フランチェスコ・ロージ監督と映画 "真実の瞬間" を観て
映画 ”真実の瞬間”を観る。フランチェスコ・ロージ監督1964年制作。アンダルシア地方の貧しい青年が都会へ出るも仕事は無く日雇いの仕事、仕事斡旋者への手数料を払うと飲み代にも事欠く。闘牛士になるんだ、お金のために命を懸けるのだ。口から血を滴らす猛牛、マタドールの恐怖、死。良い作品だ。フランチェスコ・ロージ監督の労働者階級を見据えた描写が良い。闘牛には決められた進行あり @牡牛の出(精悍な黒い牡牛が登場する) Aピカドールの場(2頭の馬に乗った2人のピカドールが,牡牛の首筋を槍で突き刺す) Bバンデリリェロの場(両手に銛を持ったバンデリリェロが,一対の銛を3組,牡牛の首筋に刺す) Cムレータの場(剣とムレータと呼ばれる赤い布を持ったマタドール(闘牛士)が華麗な技を披露する) D真実の瞬間(マタドールが牡牛の首筋に剣を突き刺し,止めを刺す) E死体の撤去(馬が牡牛の死体を引いて,闘技場から運び出す) タイトルはこの真実の瞬間からきているカッコイイ・・・またロージ監督の作品は”予告された殺人の記録”ガルシア・マルケス原作、1987年制作を観ている。良い作品だ。闘牛はピカソも魅せられていて、作品も多数制作している。ピカソのための闘牛も行われている。

----- 2004/2/24 -----   K-1 WORLD MAX 2004 JAPAN を観る
K-1 WORLD MAX 2004 JAPAN(国立代々木競技場)を観る(格闘技は飲みながら良く観る)。世界戦に向けての日本代表戦だ。誰が優勝するか判らない状態だ。小比類巻対武田。村浜対山本等(山本の試合は始めて観る)面白い試合だ。またトルコのイルマッツも面白い。山本は村浜をKOで勝つが手首骨折で危険、結局小比類巻とイルマッツの決勝戦となり小比類巻が判定勝ちで優勝した。小比類巻の試合は久しぶりに観るが膝蹴りなど出したりと強くなってるんだな〜と思わす試合内容だった。興奮した。

----- 2004/2/22 -----   作品制作時において
私は音楽を聴きながらすこしアルコールが入った状態で作品を制作する。アルコールはビール、ワイン、ウイスキー、バーボン、焼酎等お酒はちょっと合わない。今日はフランスのボルドーだ。そして音楽はアンディ・シェパード、ロジャー・ウオーター、キング・クリムゾン、オルタナティブ・ミュージック等を聴きながら制作している。それにしても今日は変な天気だ。夕方2回にわたってスコールのような強い雨が降った。風も強い。ピンク・フロイドミュージックの効果音のように、音楽とワインで不思議な感覚だ。スキューバダイビングで南の島に行ったときのようだ。断続的に雨が降る、けっしてジトジトと長く降ることはない。

----- 2004/2/17 -----   我が食通について
私は良くソバを食べる。千葉に行きつけの蕎麦屋さんがあり週1回は食べにゆく。ソバを食べるだけでなくまずお酒、ビール、焼酎などを飲みそれからソバを食す。ソバは28ソバで腰があり、美味しい。だが私がよく食べるのは辛み大根ソバだ。かなり辛い大根で辛みはかなり強いが、大根の辛みとソバ、ソバ湯の絡みが良くとても気に入ってるメニューだ。私は自分では、かなり食通だと思っているし、ソバ、ウドン、寿司、パスタ、等食べ歩いている。またたまに食べるが下手物に属する物を食べている。ナマズ料理、マムシ料理、贓物など、スッポン料理は下手物料理とは言えないかもしれないが何回か食べている。食べることも人生の1つの楽しみとしている。

----- 2004/2/8 -----   PRIDE 27 を観て
PRIDE 27 を観る。2/1に大阪城ホールで行われた試合だ。楽しみな試合はミルコ・クロコップ対ロン・ウォーターマン戦だ。ミルコの試合は良く観ている(K-1を戦いの場としていた頃からの試合から観ている)ミルコは寝技に弱いからPRIDEよりもむしろK-1のほうが向いてると思うが、果敢にもPRIDEに戦いの場を求めている。しかも今年からはクロアチアの国会議員として国会でも活躍している。ミルコのインタビューでもリング上での戦いも国会での戦いも同じだと語っていたのが印象的でした。それで試合は開始後すぐウォーターマンに倒されグランド戦になった、ミルコは前回ノゲイラにグランド戦になって敗れているので不利な戦いとなったが跳ね返すと起死一発ハイキックによりKO勝ち。いつもながら興奮させられる試合だった。

----- 2004/1/31 -----   フェリーニ監督 "アマルコルド" について
”アマルコルド”フェリーニ監督1973年制作を観る。フェリーニ監督の作品で”サテリコン”、”アマルコルド”は好きで何度も観ているが、6,7年ぶりに観た。何度も観ているがまた観たくなる作品だ。白い綿毛の舞う頃春を迎える祭典、学生時代、田舎へのピクニック、大人の女への淡い憧れ、雪の中で羽を開くクジャク、星降る夜の海、カーレース、戦争の足音、等々ニーノロータの奏でる音楽の中で・・・素晴らしい。また”野いちご”イングマール・ベルイマン監督1957年制作を観る。ベルイマン監督の作品で”秋のソナタ”、”野いちご”は好きで何度も観ているが、”野いちご”は5,6年ぶりだ。昔を振り返り、夢のような、幻想的な表現に音楽が又良い。良い作品とは、何度見ていてもまた観たくなるし、観るたびに新しいことを得る、そういう作品だろうと思う。

----- 2004/1/20 -----   ペット画 と Roger Waters "Flickering Flame"
ペットを描いている。写実的ではないが殆ど動かない猫を見ていて'石化する猫' ,'猫(W)'を描く。またRoger Watersの新しいコレクションアルバム’Flickering Flame’を聴く。私にとっては新しいTowers of Faith, Each Small Candle, Flickering Flame, ボブ・ディラン作曲のKnocking' on The Heaven' Door, ジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画’海の上のピアニスト’のエンディングテーマ曲エンニオ・モルコーネ作曲に作詞したLost Boys Callingを含んでいる。その他はソロになってからの曲で私も特に良いなと思っていたもので、新しい曲も素晴らしくロジャー・ウオーターの世界の共有幻想感を満喫し感動した。

----- 2004/1/11 -----   NHKエンタープライズ ザ ミュージックスを観て
NHKエンタープライズ ザ ミュージクスの2003年の高橋真利子コンサートを観る。別れの朝、5番街のマリーへ、が好きで良くカラオケで歌うので観てしまったのだヘヘヘ・・・以前井上陽水がJazzyにアレンジして演ってたコンサートを観たのを思い出した。これまたリバーサイドホテル、傘がない、いっそセレナーデ、夢の中へ等が好きで良くカラオケで歌うので観てしまったのだヘヘヘ・・・でもとても良かったJazzyにアレンジしたほうが私には良く聞こえた。

----- 2004/1/7 -----   K-1 Premium 2003 Dynamite を観て
2003年大晦日のK-1Premium 2003 Dynamiteでの吉田秀彦VSホイス・グレイシ-、曙VSボブ・サップ、中邑真輔VSアレクセイ・イグナショフを観る。どの試合も迫力のある興奮させられる良い試合だった。だが中邑真輔VSアレクセイ・イグナショフの試合のレフェリの判定には納得いかない。中邑真輔は若き、新日本プロレスのIWGPのベルトを取りあらゆる格闘技に挑戦するというレスラーだ。イグナショフのひざ蹴りを喰らった中邑はダウンするがすぐに立ち上がりファイティングポーズをとるがレフェリが止めてしまった ・・・?中邑の試合はよく見ているがどんなに打たれ、蹴られても自分の必殺技を信じ諦めず向かっていくそういう精神の持ち主だ。2004 1/4のIWGPヘビー級王座&NWFヘビー級王座統一戦での高山との試合も中邑の不屈の精神を見せられた壮絶な試合だった。またPRIDE SPECIAL 男祭りで吉田秀彦VSホイス・グレイシー、桜庭和志VSアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの試合も興奮させられる良い試合だった。2003年暮れから新年にかけては酒を飲みながら格闘技を観て興奮しながらも楽しく過ごした。こういう年末・年始の過ごし方も良いかな〜・・・